民主主義は「多数決」ってことじゃない

場の空気を読んで常にみんなと同じ行動をとるチカラを測る「空気読解能力検定」。略して「空検」。昨今その習得を昇進の目安にする企業や官公庁が増えている。また「就活に有利」という評判に、学生たちが空検に殺到。昨年の受検者数は前年の3倍増、120万人に達し、なんとこの夏から小学生以下を対象にしたジュニア空検も始まる。
・・・・とこれ、4月1日の東京新聞の記事。もちろんエイプリルフールのジョークです。でもこのジョーク、なんか凄くリアリティあるよね。もとよりこの国の人間関係は、「場の空気を読む」ことなしには成り立たない。父母会、町内会、会社の会議はもちろん、女子会や〇〇反対のミーティングだってそこはかとなく場の空気を読みながら進められる。

日本は、「和を持って尊しとなす」の国。これ、それ自体は悪くない価値観、しかし何事も過剰は悪である。島国は逃げ場がない。そういうこともあって波風を立たせないで生きていくのが大事、そのためには空気を読むことが大事、大事で、しかし空気を読むということと、自分の考えを持つということは、不可能じゃないが、両立し難い。

戦後70年、日本は民主主義の国だと疑いもなく思ってきた。リベラルな方々が、ことあるごとに「民主主義を守れ」と言っていたから、それは当然在るものだと思ってきた。しかし空気を読んで生きることが、もっとも無難で賢い生き方だと思われている国、自分の考えを持つて生きることが難しい国に、「多数決」以外の民主主義なんて根付くものなの?

考える個人抜きには民主主義なんて、タテマエでしかない、多数決で事を決める制度でしかないんだと、やっといま気づいて、その気づきの窓から覗いてみたら、日本で一番民主主義が根づいているのは沖縄だ・・・ということにも気がついた。そしてまた、すべてアメリカの言うままに動いているこの国は、実は属国として戦後70年を迎えているのではないかということにも気づいてしまって・・・・・。胸が痛くなるような事実だけれど、それが真実。

宣伝というか、お伝えするのをいつも忘れてしまうが、老骨に道打って、私は昨年から頻繁に沖縄に通い詰めている。。
沖縄・普天間基地を辺野古へ移転させようという政府と米軍の計画に反対して座り込みを続けている現地のオジィやオバァ。その闘いに、僅かなりとも連帯しようとツアーを組んで行ってるのね。今度の5月末にもまた行きます。

大事なこと、それはまた、民主主義について考え深めていくツアーでもあるということです。
民主主義ってものは犬に与える肉の切れ端のようなもんじゃない。
それはそもそも与えられるものではなく、不正、不平等に立ち上がっていくことを通じて勝ち取っていくものなのだ。

集団的自衛権も憲法の改悪も、私ら日本国民は絶対多数で反対している。にもかかわらず、アベ政権はより一層アメリカに隷属して行こうと国会での審議もろくろくせずに、米軍と一緒に戦争できる国を作ろうとしている。
国民主体の民主主義を一番望んでないのは私らの政府だ。
日本は「日米地位協定」なる取り決めを破棄しない限りは、アメリカの属国であり続けるんだということを、一層深く知っていく。
そのためのツアーは、来る5月27日~29日の2泊3日で実施されます。
詳しくはブログをご覧ください。http://hmw.or.jp/^okinawa










2016/04/15(金) | 未設定 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

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