下手な手技治療のせいで、私史上最悪のお正月

暮れの29日に、私は柴又まで行って、とある整骨院の治療を受けた。
きっかけは・・・・。
患者のwさんが水泳のしすぎで腰を痛めそこに行ったのでと持ってきてくれた
宣伝パンフだった。見たら、からだを治す仕方が私のやり方に似ていて、しかも
そこは江戸時代から190年続いているという老舗治療院。
背骨の際に生じるなくてもいいものを取り去って、脊髄神経の働きを
正常化するという治療への興味と、
江戸時代から190年続いてるなんて凄いじゃんという好奇心から、
行く気になった。
今だ過って近づいたことのない整骨院へ、いざ!

なんで近づかなかったかというと、膝痛や肩こり、腰痛という
いわば部分を治すのが整骨院で、それだと内臓を含めて
からだ全体を診るということはうまくないんじゃないかという
警戒心から行かなかったわけだけど、
190年も続いてるところなら、大丈夫だろう。
昔はそこにも膝痛や肩こりだけでなく、いろいろな病を抱えた患者が
行ってたはずだから。

結果は大外れ!
凄く下手な施術をされてしまった。人一倍痩せてて小柄な私に対して、
エネルギーを取り去る時の瀉法(しゃほう)の技を、それだけを
、顔も悪いが頭も悪そうな大男の副医院長は、やっちゃってくれたのだ。
終わった後でそいつが自慢そうに「あなたには瀉法で治療した」と自分で言ってた
からね、えっ!言われて目がテンになった私。

やられている最中も、なんだかごしごしと痛いなぁ。大丈夫かなぁと思った。
でもこの瀉法の技は後からチャンと補法で補ってくれるはず。大丈夫だよ,ミッちゃん。
まずは何も言わずにお手並み拝見しようじゃないか。
というスタンスで、私は耐えた。
プロだったら、バランスよく瀉法と補法(エネルギーをもたらす手法)を
組み合わせて治療する・・・・と、あくまで信じていたからね。
ところがどっこい、どっこい、どっこいだった。
翌日からホントに酷い状態に。

1日1日、体から力が抜けてって、
食欲が全くなくなり、最初の7日間はほとんどなにも食べずに寝ていた。
8度以上の熱が出て、持病の咳と痰が激しくなり、やがて高さ20センチのベッドから
立ち上がる力もなくなって、トイレに行くときは1度ベッドから転がり落ちて、
硬い床や物入れにつかまってやっとからだを起こすという状態に。
なんか急に80歳くらいのお婆になってしまった。

1週間後、フラフラなからだで、その原因となった整体院に、
治してもらいに行った。
息子ではなく、治療院の4代目かの72歳になるそのオヤジの
自宅を調べて電話を入れ、事情を話し予約を取った。

技術というものは、個人に属する。たとえ治療院が老舗でも、有名でも、
下手な奴は下手なのだ。今回私はたまたま下手な奴に当たっちゃったんだろう。
失敗した施術を修復できる技術というか技を持っている者も、治療院の中に
いるに違いない。江戸時代から199年間一つところで商売してれば、
似たような失敗は必ず今までにも起きてるはずだから。
あの治療院でそのような腕を持っている者、それは72歳の男の父親を
おいてはいまい。
そう思って、父親の施術に希望を託した。
ところがなんと再び、どっこい、どっこい、どっこいに!

謝ってもらうことなど最初から期待してない。
こういうことが起きた時の極く常識的な対応、「治療が合わなかったんですね、
わかりました。少しでも楽にして差し上げますので、まず背中を診せてください」
といった展開を考えていた。
ところがなんと、院長である小柄な72歳は、
「あなたが疲れたからだで来たのが悪かった、それだから治療の刺激が
とんでもない結果となって表れたのだ、うちの息子は全く悪くない」と、
最初から怒鳴る、怒鳴る。
怒鳴ることに慣れきっている感じ。暴力的な家父長そのもの。

でも私もダテに年を重ねちゃいない。
自分でも驚いたが、体はへなへな状態なのに、気持ちはまったく
落ち着いてて、声が上ずることもなく、極く冷静に、
「私はすぐそばに居るのですから、そんなに大きな声で怒鳴らなくとも
聞こえます。他の患者さんの迷惑になりますよ、それじゃあ」と対応。
そうするとオヤジは一層コーフン。「あなたがそんな生意気なことを言うんなら、
今日はもう帰ってもらおう、治療はやめだ}と。
「じゃ、もう私は黙ってますから、ハイ、治療を始めてもらいましょう」という
押し問答の末に、やっと治療に入ってもらった。

結論から言うと、少しは楽になったような気がする・・・・という程度には
良かったような、そのお山の大将院長の施術は。
私とは技の分野は違うけど、手の動かし方を見たり感じたりすれば、
どの程度うまいかはおのずとわかるのよ。私も31年間、からだに触って
治すということをやってきてる人間だからね。
とにかく息子とは大違いだった。

自分のところの治療で悪くなった人間を、ああも怒鳴りつける院長が
いるなんて、本当に驚いた。
凄いね、199年の自信は。わけわからない自信だけど。
この凄い治療院をこの際紹介しておきませうね。
怖い思いが好きな人もいるかもしれないから。

場所は柴又、
(正確には、葛飾区柴又6-14-2)
名前は匡生堂(きょうせいどう) 斉藤整骨院

1月29日に治療に行ったんだから、それから今日で40日経つが、
いまだに腰がすっきりしない。
言っておきますが、それまで私は腰痛知らずで来た人間です。
どのような腰痛とも無縁だった。それなのにがたがたがたと腰がイマイチ
の女になってしまった。痛くはないが、いつもなんとなく突っ張ってて、重だるい。
整形外科で調べてもらったら、腰の神経が炎症してるのだそうだ。

治りにくいのはたぶん老化も絡んでいるからだろう。
しかしキッカケは、あのエネルギーを抜くだけの恐ろしい治療のせいである。
年を取って転ぶと、それをキッカケにがたがたと体が弱る人が多い。
私の腰も、そんな風なものなのかしら。

ま、でも、自分の腰痛を治すという楽しみが与えられたわけだから、
この道一筋、泣き言言わずに、邁進あるのみのミッチヤンだ。
がんばれ、がんばれ、ちゃ、ちゃ、ちゃといつも密かに自分を応援!











2015/02/02(月) | 未設定 | トラックバック:(0) | コメント:(1)

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三木

『悪質な接骨院多いですよね』

悪質な整体、接骨院があると感じたことあるのは私だけではなかったのですね。
私もかつてひどい施術者のいる接骨院で治療を受けて、体は逆に悪くなるし、対応も最悪で悔しい思いをしたことあります。青山にある東洋整体医学センターという整体院の松原という人ご存知でしょうか。治療も不完全な上に、治療後は(お金を払うこと確定後は)やたら態度がでかくなります。領収書をくれません。税金逃れでわざと出さないのだと思います。つまりそれだけ不真面目な営業をしているということなのでしょう。
いまだにその時受けた下手な治療のせいで、後遺症に悩まされています。そのことを伝えても、治療を受けた私自身の身体が悪いのだといってとりあってくれません。
今回、田中先生の受けたところは術後の対応をしてくれただけマシですよ。

2015/03/17(火) 17:48:37 | URL | [ 編集]

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