憲法第9条のことを考えてみた。

阿部首相は言う、
集団的自衛権が機能するようになったとしても、
自衛隊が海外に派兵されてアメリカの戦争を手助けする・・・・
というような事態にはならないと。

女性の自由を阻もうとする自民党内の政治グループのトップを長年やってきて、
いまはなんと、「すべての女性が輝ける社会を」なんて言ってる男だから、
何を言っても信用しちゃいけないのは確か。
ただ話の続きとして10、000歩譲って、海外には絶対に派兵しない
というその言を良しとしてみよう。その上でやはりこんな風に思うのだ。

それでも私が断固厭だと思うのは、
集団的自衛権や秘密保護法が作り上げようとしている世界の方向・・・・・
すなわち力には力で対抗していく大国を目指そうとしているというそのこと。
もう、マチズム以外の何ものでもない。そもそも、それが厭なのだ。

他の大国もみなそうだって?
しかし日本は誇り高き「憲法9条」を有する国ではないか。

と、考えてここでまた引っかかる。
「9条を守れ」と叫ぶ人たち、私もその一人だがしかし、
戦後日本の平和は9条だけで守られてきたと考えるほど、
私はノーテンキではない。

戦後日本の平和は、日米安保と9条の2つで守られてきたのではないか。
現実はおとぎ話の世界ではない。もし、9条を掲げるだけで平和が守られるのなら、
他の国だって、みなそうしてるはずだ。

日米安保を破棄、そしてあいまいな自衛隊もなくして、
すっきりと9条だけを高く掲げてわが道を行く。
そんな国になれたらどんなにいいだろう。
かってアジアの人々を大量に虐殺、そして広島、長崎の悲惨を体験した日本だからこそ、
国際平和を真に希求する国として、9条を、9条だけをしっかりと掲げていけたらなぁ。

しかし、そういう国になるということは、
万一他国が理不尽なことをしてきたときに、素手で立ち向かうということだ。
尖閣諸島やらの問題で、そういう事態が起こらないとも限らない。
そういう時に、胸を張って国運を賭けて素手で立ち向かうという覚悟が
あるのか、9条守れの我々は。

その覚悟を共有しながらの「9条守れ」の戦い。
そういう必死さがない「9条守れ」は、カッコつけてるだけのヘタレ・・・・のように
思えてならない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記  
 ここからは昨夜(11月25日)に知った驚きのことば。

 昨夜私は「軍隊を捨てた国コスタリカに学び平和を作る会」に参加。
 この会は知的で穏やかな素敵なおじ様たちが集まって、思うところを自由に討論
 しようという趣旨の会で、ほとんどはおじ様たちだが、もちろん素敵な女性たちも参加している。

 そこで偶然配られた会の通信に、「コスタリカから見た日本」と題した講演記録が
 載っていた。話し手は日本在住のコスタリカ人で、心理学者のべナビデス・グレン氏。

 コスタリカは九州と四国を合わせたくらいの小さな国。人口は450万人。、
 1949年に 軍隊を持たない国になった。自衛隊のようなものもない。

 私を驚かしたのはそういう国で実施されたアンケートで、
 「他国から攻められてやっつけられたら、どうする?」の問いには、
 「死ぬしかない」という答えだったそうな。
      
 グレン氏いわく、
 「そう思う人が増えなければ平和は維持できない。
 軍隊を持つ危険性と平和を目指すことから生じる危険性の二つの危険性。
 コスタリカは平和を目指すことで生じる危険性を選んだ」
 
 ふぅ~ん。いやぁ凄いなぁ・・・・・・。

 ちなみにこの国が死刑を廃止したのは、1882年のこと。
 国土の4分の1が国立公園などの自然保護区だそうな。
      













2014/10/13(月) | 未設定 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

«  |  ホーム  |  »

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

トラックバック URL
http://tanakamitsu.blog.fc2.com/tb.php/76-1f38e357
 |  ホーム  |