原発をなくして、この国を好きになりたい

(「近況報告」の続き)

この日のデモで一番気になったのは、参加者たちの目、まなこ。
なんだか死んでるよ、みんなの目。

退屈だと、目、死ぬのよね。
実際退屈だったもん。

メーンステージ(というほどのものじゃないが)で繰り広げられる
主催者である著名人たちの挨拶、現地からの報告
・・・・見飽きた進行、 聞き飽きたアピール。

久しぶりの青空、
さんさんと降り注ぐ光の下で、ぼーっとそれを見ているだけの参加者。
虚脱を吸って、退屈が吐き出されていく。
芝公園の木立の間を、無気力が満たしていく。

鍼灸師田中美津の治療院れらはるせ

前述したように、この日は「原発ゼロの日」で、
モチロンそれは勝ち取ったと言えるようなものじゃない。
と、百も承知で、
しかしながらここは一番、
今後の脱原発運動を勢いづかせるために、もう積極的に喜んでしまう。
そういう戦略しかないと思うのね。

それなのに、この元気のなさはなんなんだ!?
この死んだような目、目、目は!?

私思うに主催者は、
参加者を「数」としてしか見てないんじゃないの。
「ゼロの日」にこれだけ集まりましたの既成事実が欲しい。
メディアに取り上げてもらうには、それが必要、
いわばそれが彼らの戦略で、
それゆえの呼びかけただったんじゃないの。

主催者の顔は外に、メディアの方に向いてて、
自分も参加者の一人にすぎないということを、
忘れてる・・・のかも。

言い過ぎかもしれない。でもそんな気がしてならない。

参加者を、受け身の、ただ話を聞いてるだけの人にするな。
「私のチカラ、俺のチカラ」を一人一人が実感できる場づくりを、
もっと私ら考えなくちゃ。

鍼灸師田中美津の治療院れらはるせ

独裁政権を倒し、 中東に春をもたらした、かの地の大衆運動。
それに大きな影響を与えたのがジーン・シャープっていう学者で、
非暴力を前提に、一人一人が生き生きと参加することで
生まれるチカラを信じなさいと彼は説く。
http://www.dailymotion.com/video/xp7wsu_yyy-yyyy-yyyyyyyyy_news

単に説くだけでなく、
具体的に「こんな風にしたらいいよ」というアイディアもいっぱい言ってる。

彼に習って,日本の脱原発運動も
シンボルカラーくらい決めたらいいのに。
仮にそれが茜色なら、
「明日は頭に茜色のリボンを飾ろう、鉢巻をしよう」とか、
「頸の周りに茜色のスカーフを巻いて、靴下も茜色に」とか、
「車いすに茜色のリボンを巻きつけよう」とか、
「Tシャツを茜色に染めてしまおう」とか、
一人一人が、「我こそ主役」の気持ちで頑張れる。

要は、自分の参加がちゃんとチカラになっている!
と感じられるかどうかの問題なのよ。
「その他大勢」でしかないから、目が死ぬ。

と、ぶつぶつつぶやきながら帰宅して、
会場でもらった4月20日付東京新聞の記事を見たら、なんと
「脱原発を目指す市民団体は、
【原発ゼロ記念日】実現のシンボルとして、
緑色のこいのぼりを掲げる運動をスタート」とあった。

えっ!?
会場で見かけた、
あの、思いっきり気持ち悪い、薄緑色の小さな紙の鯉のぼり、
あれ、シンボルカラーだったの!? ぞぞ~つ。
薄緑の下に、似たようなぼやけた色の鯉のぼりが2つ付いてて、
いまどき、どこに頼んだらこんな病的な発色の鯉のぼりが
できるんだっ!ってシロモノよ。
集めたカンパであんなもん作ってるって、もう信じられない。

誰も、何にも、言わないのかしら。フシギ!!

すべての大人たちは、
すべての子供たちに、その未来に、責任を負っている。
この戦いだけは負けられない。

う~む、やっぱ、ここは一番、
おばんが集まってかっこいいグループ、立ち上げたいなぁ。
立ち上げて、7月に予定されている大きなデモに参加できれば・・・・。
グループの名称は「脱原発おばんも!」ってどうかしら。
「脱原発中野も}というグループがあるとかで、そのパクリだけど。

「こんな地震国に原発」という、そもそも根本が間違っている。
それなのに事故の責任も検証も対策も不十分なままに、
ただただ再稼働を急ぐ野田政権。

再度似たような事故が起きたら、たぶん私たちは国を失う。
この戦いだけは負けられない。
勝って、この国を、日本人を好きになりたい。







2012/05/03(木) | 原発を止めよう! | トラックバック:(0) | コメント:(0)

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