青森・八戸の「えんぶり」を見に行きました

2月16日から2泊3日の日程で、
八戸の豊穣祈願のお祭り「えんぶり」を見に行きました。
患者でもあるAさん、Tさんと一緒に。
あ、それから私の友人の建築家Iさんも一緒に。
(この人、相当な旅好きで、旅行ではなく「旅」がしたければ、
彼に聞くのが一番。今回の宿も全部彼のご推薦)

心配だったのは寒さ。それが意外に寒く無くて.
海が近いせいか、
風が吹かなければ、東京とたいして違わない
(ような気がした、体感では)。

八戸近郊の村々がそれぞれ隊を組んで参加する「えんぶり」。
(犬も参加)
 田中美津の治療院  れらはるせ

中でも上手といわれている「中居林」の、
その中でも一段と鮮やかに踊るおじさん(推定50歳)が、
俳優のラッセル・クロウによく似てて、
あぁ~、ファンの私はどんなに喜んだことか。

(彼の横でウッヒヒ・・・・)
田中美津の治療院 れらはるせ 

(この人よ、この人!)
田中美津の治療院 れらはるせ 

(こんな風に踊る)
田中美津の治療院 れらはるせ 

(「子供えんぶり」もあった。しっかり伝承されいてる)
田中美津の治療院 れらはるせ

かようにえんぶりを堪能した。

お風呂屋にも2回行った。
寒い地だからか、お風呂屋さんが繁盛していた。
みんな風呂桶積んで走ってると、タクシーの運転手さんが言っていた。

(お風呂帰りに飲み屋に寄り道)
田中美津の治療院 れらはるせ

八戸は、昔は大いに栄えた港町、遊郭も30何軒かあったそうな。
たった一軒建物が残っていて、
そこが今は旅館になっているので、1泊はそこに。

田中美津の治療院  れらはるせ 

風情漂う間取りや欄間。それ以上に興味深いのは、当時の宿帳で、
「あ、このお女郎さん、この夜は〈回し〉を取ってたんだ」とかのことが直ちにわかる。
わかったところで、どうってことはないが・・・・。

その前に泊まった一泊5500円の宿。
よく地震で倒れなかったなぁと感心するくらいのボロ宿で、
ここ、トイレの排水管が詰まっててね、
それで、和式トイレが半端じゃなく臭さくって、さ。
もう、入ったらクラクラとしちゃって。
(近くにコンビニがあって、
そこのトイレに救ってもらったからいいようなものの)

しかし、そこは・・・・・
にもかかわらずというか、そんなふうだからというか、たいそう食事が美味で。
名物のせんべい汁や、ウニを使ったイチゴ汁、飛び切り新鮮な刺身などなどがでて、5500円でこのご馳走!
うん、トイレのことは許そう。

また、朝市にも行き、縄文博物館にも行った。

何気に小さな百貨店のトイレに入ったら、
洗面台より2回りくらい大きな、洗面台様のものが、
洗面台より低い位置に取り付けられていて、
横に「この便器の使い方」と書かれたプラスチックの板が貼ってあった。
なんだろう、これ!?

好奇心に手足の私は、
すぐに百貨店に電話してみたら、会社の人もわからなくて、
調べてもらったら、
何と人口肛門を付けている人用のトイレなんだって!
ふぅ~ん、勉強しちゃつた。

タクシーに乗れば運転手さんと、宿に着けばそこのおばさんと、
道端でも、お店でも、お風呂屋でも知らない人たちと、ホントに良くしゃべった。いつものことだけど。
で、八戸の人は多くが、話好きで、オープン・ザ・マインドで、親切で・・・・ということが、わかった。
そのホンの一端が、ね。

またいっそう東北が好きになっちゃった私。

夏にも大きな祭りがあるそうで、ヨシ、行くぞ!
八戸から弘前、五所川原と、お祭りのハシゴしよっと。
旅なら東北へ!東北にお金を落とそう。
もっぱら安宿に泊まっている私が言うんじゃ、
ちょつと説得力に欠けるけど。

そうそう、3・11の津波は八戸にも来たけど、死者は1名。
一度は無事に逃げたのに、ナゼか戻った人がいて、さらわれたそうな。
海沿いの建物や養殖施設はみな被害にあっているのに、
亡くなった方が1名とは!!

行かなきゃわからないことってあるのよねぇ。
こんなにメディアが発達してても。

              (写真   阿倍野紀子さん  石井大悟さん)
田中美津の治療院  <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />れらはるせ
 旅好きな方、世界のいろいろな古い建築物に驚嘆したい方、
また、腕のいい建築家を探している方、
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2012/03/26(月) | どんな旅、したの? | トラックバック:(0) | コメント:(0)

瀬戸内の旅

10月の終わりに旅に出た。
目指すは山口県柳井、そこで人に会うのが旅の目的。

新横浜から「のぞみ」に乗って、まず広島県の福山に。
3時間チョツトで着いちゃうんだから、凄いね、今は。

ホテルに荷物を置いて、駅前からバスで「鞆の浦」を目指す。
ネットで検索したら、古い町並みがいい感じだったので、
ただそれだけのことで行ってみたんだけど、
うん、なかなかいいところだったよ。

時代劇に出てくるような町並みもよかった(ロケに来たのか、
ご飯食べに入ったお店には私も好きなテレビ時代劇「御家人斬九郎」
の渡辺健の色紙をはじめ、いろいろ貼ってあった)。

あちこちに猫がいて、くねくねした路地からふいに出てくる。
猫と年配者の多い町だわね。
話しかけると、
みなさん、いい感じでおしゃべりに付き合ってくれる。
陽光が明るいと、人も明るくなるのでせうか。

「保命酒」という、
16種の草根木皮をお酒に浸して作る滋養強壮にいい
リキュールのような甘めのお酒が町のあちこちに売られている。
昔は幕府に献上していたんだそうな。
ま、養命酒のルーツみたいなものね。
「試飲を、試飲を」と言われて、ロックで飲ませてもらったが、
飲めない私でも口当たりの良さがわかった。

うん、お土産はこれにしよう。1日目にして早々と、決まり~っ。

っていっても、私の場合試飲して30分くらいしたら、
ガクッと体が重くなり、頭がボーっとしてきて、
食欲もなくなつた。
二回飲んで、二回ともそうなった。ダメじゃん!

でもこれは現在、私が漢方薬を飲んでるせいじゃないかしら。
漢方薬も過ぎたるはなんとやら、です。

ガクッと体調が悪くなるということは、
人によってはガクッと良くなることもあるということ。

虚弱、冷え性の人にはいかにも効きそうな感じ。私の勘では。
幕末にはペリーやハリスたちが宴会の食前酒として飲んだという。
値段も高くないし、体に合ったらラッキー!・・・だわね。

さて湊(みなと)町の遊郭跡に行ってみた。
なぜか私は昔の遊郭跡と聞くと必ず行って見たくなるの。
坂本竜馬が来た時に泊まった宿や、
保命酒で財をなした大店を見学した。

歩き疲れて、ふと見たら、
大正ロマンを感じさせるカフェが目の前に。
年配のきれいな女主人が一人でやっている小さな喫茶店。
紅茶を頼みながら聞いたら、
大正時代は親がここで理髪店をしていたんだそうな。

どういう話からそうなったのか、
彼女は現在肺がんを患っていて、抗がん剤は1度で懲りた。
今はからだに合う色をOリングで調べて、
合った色のシールをからだに貼って
癌などの難病を治すという治療を受けてるそうな。
その治療家が出ている地方紙も見せてもらった。

ふ~ん。色彩が心身に関係していることはモチロン知っている。
でも、それで難病まで治せると言ってしまうところが、なんとも大胆。

ふ~ん、へ~ぇとひたすら感心、驚嘆していたら、
その凄い治療法の名称も、先生の名前も、メモるの忘れちゃって。
誰かぁ、知ってる人、教えてくれ~ぃ!!!

私はなぜか、縁(えにし)というものに弱い。
旅してて、偶然入った喫茶店で、肺がんと戦う人と出会う。
これも何かの縁だろう
。よし、ひとつアーユルベーダーの呼吸法を教えてあげよう。

例の呼吸法よ。
癌が縮小した人もいる。
老化した関節が元通りスムーズに動くようになった人。
漏れがちになっていたおしっこが漏れなくなった人。
眠剤なしに眠れるようになった人。
便秘症が治った人。足が吊らなくなった人。
イボが取れた人。鬱々としなくなった人。

クールな私も、これって奇跡の呼吸法と言ってもいいんじゃないの、
と思っている、あの呼吸法。
ウチの患者さんだけに、教授料1万円で教えているあの呼吸法。

それを教えてあげたのよ。
習い事はタダだと身に付かない。そう確信してるのにね。
ついつい旅先だから、心細さと優しさがゴッチャになって、
善意100パーセントの人になってしまって、教えてあげた。

肺がんを患っていると、
ものすごーく呼吸が浅いのだということが
わかった。吐く呼吸がすごく短い。
こういう人には、
呼吸はなによりも重要な養生法じゃないかと思った。

さて、そのあとに
「おてび」という地元の人も来るけど観光客も来るという
人気のお店に行った。
おいしい地魚をしっかり食べてこようと思って。

60年配の女性が一人でやっている小さな居酒屋。
「小魚定食」というのがいいと、喫茶店のママに進められたので
、それにしてみたら、結果はアチャー。
小エビや極小小鯵が10個くらい皿に載っている。冷たい、固い。
いったいいつ揚げたんだ、これ。

揚げ物は超苦手。仕方ないから単品で煮魚も取った。
魚が新鮮というわけでもなく、
味にまろやかさがない、醤油が辛い。

でもまぁ、食はダメでもおしゃべりはグーよ。
他にお客もいなかったので店主と世間話を楽しんだ。
愛媛の親族殺しは、どうもよくわからない、
どうして逃げなかったんだろうとか。
民主党はダメ、でもかといって自民党がいいわけじゃない、
選挙になったら一票をどこに入れたらいいのやら…とかとか。

仕事がないんで、若者はみな出て行ってしまう。
爺婆ばかりの過疎の町になりつつある。
そう、怒っているようなチョツト怖い口調で言った。

夜7時、お店を出て、ホテルに戻るためにバス停に。
もう、あたりは真っ暗。歩いてる人もいない。
バス、いつ来るんだろうか。バス停を間違えてないだろうか。
だんだん心細くなっていく。微熱が出てるのか、風が寒い。
東京より寒いじゃないか。

と、暗い中から若いとは思えない女性が2人現れた。
チョツト、あの、ここでいいのかしら、バス停は?
バス、まだ来ますか?
この2人の裾を手放してはいけない・・・・
とあせって、私は訊いた。

大丈夫ですよ、9時ごろまでバスはありますから。
二人の中年女性は、ゆったりと私の相手をしてくれた、
なんとバスが来るまで!!!
そして「ウチに泊まってもらってもいいんだけど。
ホテルに予約しちゃつたからね」と言いながら、去って行った。

バスに乗って「ケッコー寒いですね、今日は」と言ったら、
すぐに「暖房つけてあげましょう」と運転手が言ってくれて・・・・。

あぁ~、なんていいところだろう、鞆の浦は。

幸せな1日目はこうして過ぎた。(続く)


〈写真は後で載せますからまた見てね)











2012/11/08(木) | どんな旅、したの? | トラックバック:(0) | コメント:(0)

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